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リフティング王 土屋健二のサッカー語録


      

「揺れて何なの?」 2015/04/13

 今だに、サッカーにおいて、よく質問されるフレーズ。 

 揺れる=脱力する。 

つまり、全身を脱力すること。 

 脱力するためには、全身がかなりボールに慣れていなければならず、
それ相当の練習量が必要になる。 

サッカーに限らず、脱力することは、他のほとんどの
スポーツにおいても、究極の進化した形だと思う。 

 概して、初心者は、力が入ってしまい、
上級者になるにしたがって、力が抜けてくるもの。 

…ですが、極々稀に、初心者の時から、
全身に力が入らない子供達が存在する。 

 私は、これこそが才能だと思う。 

サッカー史上偉大な選手は、映像で見る限り、
皆子供の頃から、全身が脱力されている。 


…だから、私は、脱力されて揺れることは、
世界へのチケットだと思う。 

それ程、揺れることは、重要である!



      

ワンタッチプレーは、リフティングの究極のプレー。
 試合中、ワンタッチで、ボールを、パスしたり、
シュートするためには、実に、複雑で、高度の
リフティングの技術が、必要である。私が思う
に、ワンタッチプレーは、一回、一回を、高く蹴
り上げるリフティングそのものである。
 しかも、試合でのワンタッチプレーは、受けて
の気持ちを考慮し、様々な種類、質のパスや
シュートを、勢いよく向かってくるボールとの一
瞬の接触によって、蹴り分けなければならない。
 しかも、敵の激しいプレッシャーの中では、
その難度は、相当なものである。
 このように、簡単そうに見えるプレー程、実は
難しいのである。

      

サッカーは自由であって自由でない。 ―2012/05/19


サッカーは、一見、どこに蹴って、どこに走ろうが
自由なように思えるが…

実は、こうした方が楽だよ!とか、こうした方が上手くいくよ!
というような、知っておくと便利な個人的法則がある。


例えば…

ドリブルで突破する際、突っ込んで来る相手を
楽に交わす方向が存在する。

また、その際、突っ込んで来る相手の
軌道によっても交わす方向が変わる。

この法則を知っているだけで、余分なフェイントをする手間が省け、
体力を温存出来るかと思う。


…他にも、様々な場面で、知っておくと便利な
個人的法則が多数存在する。

一般的には、これらの法則は、主に年数をかけサッカー経験を
積み重ねることによって、無意識に体に
刻み込まれていくものだと思うが… 私は次のことを提言する。

サッカーを始めた初期の段階から、ボール扱いと平行して、
試合に必要な基本的な個人的法則を教えた方が良いと思う。

その方が、選手個人がより早い期間で完成し、
今後の果てしない成長や個性磨きに時間を賭けられ、
ひいては日本サッカーの発展に繋がるのではないだろうか。


…ちなみに、ここで紹介した法則の詳細や、
それ以外の様々な個人的法則については、
私の著書「サッカー個人戦術バイブル」(出版社カンゼン)をご参照下さい! 


      
ウェーブでタッチすると…2012/03/30


地上でも空中でも、ウェーブ(体の揺れを利用)で
ボールにタッチすると、次のタッチまでが格段に速くなる。

試合中は、ファーストタッチから次のタッチまでの時間を
短くすることが要求されるが、ウェーブの初めのタッチでは、
すでに上半身は揺れて、次のタッチの準備をしている。

だから、トラップ後だけでなく、ドリブル中の次のタッチまでが速くなる。

よって、ボールを失いづらくなる。


…他にも、ボールを押しながら運べる等…
ウェーブでタッチする利点は多い。

ウェーブって、予想以上に良いものですよ! 

      

超密集地帯の存在 ―
 2011/10/28

サッカーの試合で一番厳しい状況は、
ゴール前の超密集地帯だと思う。

この超密集地帯において、ドリブル・パスをするには、
超繊細なボールコントロールが必要である。

しかも、そこでは、地上にスペースはもはやなく、
空間でしかボールを移動させることができないと思う。

そして、この狭い空間の中でボールを移動させるには、
選手各々に特に上半身での繊細なボール扱いが要求される。

そのためには、上半身での徹底したリフティング練習はもちろん、
普段の練習からチームメイトを密集させた中で、
ボール扱いを訓練した方が良いと思う。

もし、ハイプレッシャーの中で、冷静に正確に素早くボールを
コントロールできたのなら… 
試合中のその他の状況等は、取るに足らない…

最上級の余裕を持って対処できると思う。


皆さん、試合中でもっとも厳しいこの
超密集地帯の存在を無視しないでほしい!

…だから、足だけではなく全身でのリフティング練習を! 


      


〜全身でのリフティングの必要性〜

個人技術として、地面上でのドリブルだけでなく、
全身でのリフティングも当然必要である。

試合中、ドリブル主体で圧倒的に相手を押し込むと、相手は必然的に自陣の
ゴール前に集まり張りついてくる。このスペースがないゴール前の
超密集地帯を突破するには、ドリブルだけでは不十分であり…不安だ。

…そこで、空中である。

上半身でのボール扱いを駆使し一人で突破するか、
または、タイミングを外した味方との空中パス交換で突破するか…。

私は、サッカーが究極に進化すると、
バスケットボールに近づくと思う。
もはや、地上ではなく空中での駆け引き!

そのためには…まず全身がボールに慣れること。それには、
やはり頭・肩・胸などでのリフティングが適していると思う。

普段のドリブル・足でのリフティングに加え、
ぜひ全身でのリフティング練習を!!


…サッカーは、手以外の全てを使えるのだから、
全身をフルに使わない手はない!と思いませんか? 


      

  
               〜キレのドリブルと柔らかいドリブル〜                 

  ドリブラーのほとんどが、敏捷性を生かして自ら相手に仕掛けていく、
キレのドリブルをしている。

 一方、私が推奨しているのは、全身の揺れを利用し、相手の体重移動を
見切って進む、ゆったりとしたドリブル。

 キレのドリブルは、スペースに蹴りだすため、
当然ボールが足から離れやすいのに対し…私流の柔らかいドリブルは、
押し出す(引きずる)ためボールは足から離れにくく張り付いているようにも見える。

 自分より敏捷性に優れた敵を抜くには…どうしたら良いのか?

 以前実践したことがあるのだが…身近で、
人間より遥かに敏捷性がある動物…
「犬」(通常100メートル6秒の俊足)をドリブルで抜いてみた…

 私が、ちょっとでも足からボールを離したら、
たちまちその犬に距離を詰められ、ボールを奪われてしまう。
まして、ボールを大きく蹴り出しても、
犬よりも速く追いつくことなど到底出来ることではない。
要するに、犬はこちらから仕掛けたのでは、絶対抜けない!

 そこで、私流の全身を揺らすドリブル

 幸いにも、犬の観察力は高く、
私の上半身の少しの動きにも反応してくれる。
だから、この上半身から足の間を流れる揺れを利用して
、犬の体重移動を誘い、その逆、逆、
と小刻みにドリブルする方向を変えれば良い。

 さらに、ボールを晒す瞬間がないように、左右の足で連係(ジンガ!)を取り、
アウトサイドや足裏で押し出す・舐める等して、
常にボールに触れていれば良い。

 スピードで、犬を振り切ることは出来ないので、
このキープの状態で前進し、ゴールを決めるしかない。


 …このように、ずば抜けた敏捷性のある世界の猛者を相手にした時は、
キレではなく、柔らかいドリブルなら抜けると思う。
 …いや、私流の柔らかいドリブルしかないと思う。


 この柔らかいドリブルには、生まれ持っての
背の高さ・足の速さは必要なく、著しく卓越した技術さえあれば良いだろう。

 だから、努力さえすれば、誰にでもそのチャンスはある!! 
                       
                          土屋 健二     2011/06/21

      


ジンガ(土屋健二テクニック)の動画 

最近、私が考案したジンガ(キープのための足技)をしている
子供たちのYou Tubeの動画をよく見掛けます。

皆、凄く頑張っています(…有難いです!)が、
共通して私のジンガと違っている点があります。

それは、ジンガをする時に上下動があり過ぎることです。

上下動があり過ぎると、相手との接触に弱くなるばかりか、
ボールが足に吸い付きづらくなり、さらに、瞬時のダッシュが遅れます。


私は、この上下の動きを、上半身を
揺らすことで抑えています。

上半身は、徹底した上半身でのリフティングにより、
ボールに慣れ自然に揺れるようになります(ウェーブリフティング)。


上下動があるジンガでは、文字通りのジンガ(揺れ)ではなくなり、
単なるステップに過ぎず、相手に驚異を与えることはできません。

要するに、私が考案したジンガには、
必ずウェーブリフティングが必要なのです。 

2011/10/24

      

競わせることで個人の力を伸ばす

 ジュニアサッカーは8人制になり、リーグ制が徹底されています。
 選手同士、チーム同士が競い合う場面がこれまでより多くなります。
リーグ戦を通して、競い合い、個人技術、チーム力を伸ばすことが将来へ
つながるというコンセプトです。
 これまでよりも試合が多くなるかも知れません。でもリーグ戦を通して
チームが向上していくという環境は、すでにセッティングされています。

 個人能力はチームではなく、個人の時間を使うなど「自主練習」がより重要に
なってくるのではないかと私は考えています。

 本来は、試合をしたあと、修正点をチーム全体練習の場で行うのですが、
リーグ戦で試合が多くなると、修正の練習時間が少なくなります。

 毎日練習できるチーム以外は、個人練習でカバーしなければなりません。
競うことは個人能力を高めること。私はそう理解しました。

           (トレセンコーチNABOさんのメルマガレッスン(抜粋) )
           (どんな練習をしたらいいの?と思われた方はこちら)

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